炭水化物の仕組みと働き

炭水化物は、炭素・水・酸素から出来た化合物、という意味です。

炭水化物が含まれる主な食品

  • 穀類(米、とうもろこし、麦など)
  • イモ類(じゃがいも・さつまいも)
  • 豆類(大豆・ひよこ豆・うずら豆など)
  • 果物(くり・りんごなど)
  • 砂糖(上白糖・黒糖・酒)

炭水化物は糖質と繊維に分かれ、糖質の部分は身体のエネルギー源となる「ATP」に、繊維部分は身体を掃除して排泄される役割を果たします。身体のエネルギーの50%~70%が炭水化物から作られ、身体の分泌液や粘液、DNAの構成にもたんぱく質が使われています。

脳の唯一のエネルギー源

炭水化物は特に脳の働きに必要です。身体に必要なエネルギーは、たんぱく質や脂質を分解しても足りることがありますが、脳に必要なエネルギーである「ブドウ糖」は、余程の状態でない限り、炭水化物からしか摂ることが出来ません。

炭水化物の不足は、思考力の低下や疲れやすさを招き、「仕事や勉強がはかどらない」「なかなか能率が上がらない」といった症状を引き起こします。脳に必要なカロリーは、一日約200~300kcal。頭をしっかり働かせるためにも、炭水化物が必要です。

血糖とインスリン

炭水化物から生み出されたブドウ糖は、血液中に流れる血糖になり、あとは肝臓と筋肉に蓄えられて、身体を働かせるエネルギーとして保たれます。血糖は体内の組織が正しく働くために重要です。

血糖のバランスを調節しているのが「インスリン」と呼ばれるホルモンで、インスリンの機能が弱まり、血糖値が上がり過ぎると糖尿病をはじめ、心臓病や高脂血症などの生活習慣病の心配が出てきます。逆に下がり過ぎると低血糖症を招き、生活に支障を来します。

炭水化物は脳や身体を働かせるために重要なエネルギー源です。減らし過ぎると考えがまとまらなかったり、身体を動かすことができなくなり、イキイキと生活することができなくなります。インスリンの働きを知り、上手に血糖値のバランスを摂ることが、健康や美容につながります。


このページの先頭へ