肌と髪を作るたんぱく質

肌には表面から角質層、表皮層、真皮層、皮下組織といった層があり、どの部分でもアミノ酸や、たんぱく質が活躍しています。

  • 角質層 … 肌を潤す(セリン・プロリン・アルギニン)
  • 表皮層 … 肌のターンオーバーを促し、肌を作る(セリン・アルギニン・システイン)
  • 真皮層 … コラーゲンを作る(アルギニン・プロリン)
  • 皮下組織 … 血行を促しくすみをなくす(アルギニン)
  • 肌の組織全体 … 肌の老化や炎症を抑える(セリン・アルギニン・システイン)

この他、脂質や他のビタミンと結びついて肌を支えている、アミノ酸やたんぱく質の化合物も多数あります。美肌はアミノ酸とたんぱく質から出来ており、表面からも内側からも、アミノ酸の働きが必要です。

コラーゲンも「たんぱく質」

コラーゲンはプロリンとアルギニンを主成分としてできるたんぱく質です。肌の真皮層にあり、水分や肌の組織を保つ働きをする他、軟骨や骨、内臓や細胞にも大切です。身体全体のたんぱく質のうち、約30%がコラーゲンで、身体全体の柔軟性や水分を保つ働きをしています。

コラーゲンは動物の皮や軟骨、魚のヒレなどに多く含まれます。コラーゲンはそのままでは組織が大きすぎ、加工せずに摂りいれるのは難しくなっています。コラーゲンを摂りたい時は、低分子コラーゲン、コラーゲンペプチドといった表記を参考に、コラーゲンを摂るようにしましょう。

髪を美しくするたんぱく質

髪にある成分のほとんどがたんぱく質です。18種類のアミノ酸が結合してできた「ケラチン」という物質が、髪の主成分です。ケラチンの中には、必須アミノ酸のメチオニンをはじめ、ロイシンやスレオニンが含まれ、非必須アミノ酸のシステインやアルギニン、セリン、アスパラギン酸なども多く含まれています。

流れ出るたんぱく質に注意!

ヘアケアのためにも欠かせないのがシャンプー。しかし、毎日のシャンプーの際に流れ出てしまうたんぱく質があります。グルタミン酸やロイシン、イソロイシン、アラニンやグリシンなど、髪を構成するたんぱく質のうち1/4ほどが特に流失しやすく、傷んだ髪は注意が必要。アミノ酸配合のシャンプーを使う、正しいチャンプーの仕方をするなどして、髪のダメージを防ぎたいですね。


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